湘北で控えガードを務めている「安田靖春」。宮城が怪我から復帰するまでは正PGを務め、宮城が復帰してからはベンチメンバーとして湘北を支えます。普段は温厚で、桜木にも優しく、かつ宮城のよき理解者でもある安田。その一方で、非常に強い気持ちの持ち主でもあります。
本記事では、そんな安田靖春について解説。プレイスタイルや声優などもご紹介します。
安田靖春のプロフィール
所属高校 | 湘北高校 | 学年 | 2年 |
誕生日 | 3月28日 | 身長(cm) | 164cm |
背番号 | 6番 | ポジション | PG |
CV | 小野坂昌也 阿座上洋平(映画) |
安田靖春のキャラクターやプレイスタイル
安田は湘北バスケ部の2年生であり、桜木や流川たち1年生のよき先輩でもあります。桜木がバスケ部との関わりを持ち出した当初は、桜木に対して恐怖を覗かせたことも。しかし、桜木がバスケ部へ入部できるよう協力したり、入部後も何かと桜木に世話を焼いたりと、先輩らしい姿も見せています。
性格は柔和で温厚。一方で、バスケ部に三井と不良たちが乗り込んできた際には身を挺して桜木を止めたり、不良たちに「帰ってください」と告げたりと、根性のある一面も併せ持っています。また、バスケに対しては真摯に打ち込んでおり、赤木にプレイを褒められた際には分かりやすく喜ぶ様子も見られました。
宮城とは出身中学が同じであり、宮城が入院から復帰した際には1on1の相手を務めたことも。宮城が窮地に立たされたり頭に血が上ったりした際に的確な声掛けを行うなど、宮城のよき理解者でもあります。
ポジションはPG。攻め気がありイライラしがちな宮城とは対照的に、じっくりと攻めるハーフコートオフェンスを得意としています。
安田靖春の歩み
桜木との出会い
桜木との出会いは最悪でした。練習に向かう途中、誤ってボールを生徒にぶつけてしまった安田。その相手が、1年生ながらも赤い髪で有名だった桜木だったのです。以降、ボールをぶつけられたりチョップをされたりと、ひどい仕打ちを受けることとなります。
それでも、バスケ部へ入部したい桜木に対して「使えるネタ」を共有するなどの協力的な姿勢を見せ、晴れてバスケ部に入部した桜木を快く受け入れました。
陵南との練習試合では正PGとして活躍
陵南との練習試合では、正PGとして抜擢されました。6番のユニフォームをもらった際には感涙する様子も。「ガードがリーダーにならなきゃいけない」と赤木から発破をかけられ、気合を入れて試合に臨みます。
ところが、いざ試合が始まると、陵南のプレッシャーに気圧されてしまった安田。硬さもあってか、ミスを連発してしまいます。
しかし、赤木がゴリラダンクで湘北初得点を挙げた後は硬さが取れ、本来の動きを取り戻します。陵南の正PG・植草をディフェンスで苦しめるなどの働きを見せ、湘北の正PGとしての務めを果たしました。
三井に毅然と立ち向かう
三井が不良たちを引き連れてバスケ部に乗り込んできた際には、頭に血が上った桜木を身を挺して止め、三井に「帰ってください」と頭を下げました。このシーンが印象に残っているという方も多いのではないでしょうか。
三井には殴られてしまったものの、「見かけによらず勇気がある」と言われ、後に小暮も「度胸がある」と、この一軒を評価。また、三井が復帰した際には殴られたことを許し、快く迎え入れる懐の深さも見せました。
県大会では初戦と武里戦に出場
県大会では、三浦台との初戦で「おしおき」を受けた宮城の代わりにPGでスタメン出場。以降はベンチメンバーとしてチームを支え、海南戦では、弱点を突かれてベンチへ下がった桜木に声を掛ける場面も見られました。
武里戦では、プレイの描写こそないものの途中出場を果たします。また、陵南戦では、宮城が4ファウルになり、出場の準備をすることに。出場はなかったものの、「俺にリョータの代わりが務めるだろうか…」という不安な気持ちを抱えつつ、最後まで準備を怠りませんでした。
豊玉戦で全国デビュー
全国大会の初戦では、調子の上がらない桜木に代わって出場し全国デビュー。宮城との2ガードで、試合展開を落ち着かせる役割を見事に果たしました。続く山王戦では出番がなかったものの、作中屈指のアップセットを起こした湘北のメンバーとして、全国大会を終えました。
要所で活躍する名ガード
宮城の控えガードとしてチームを支え続けた安田。一見目立たないように見えますが、要所要所で活躍しているのが印象的です。湘北にとって欠かせないプレイヤーであることは間違いないでしょう。
本記事でスラムダンクに興味を持たれた方は、ぜひ一度スラムダンクを読んでみてください。また、既に読んだことがある方も、今一度読み返してみてはいかがでしょうか。