桜木のライバル・流川楓を解説!バッシュや声優も!

スラムダンクの主人公である桜木花道の終生のライバル「流川楓」。飽くなき向上心の持ち主であり、ことバスケットボールにおいては非常に熱いハートの持ち主でもあります。本記事では、流川の魅力を解説。バッシュや声優などもご紹介します。

流川楓のプロフィール

所属高校湘北高校学年1年生
誕生日1月1日身長/体重187cm/75kg
背番号11番ポジションSF
CV緑川光
神尾晋一郎(映画)
バッシュエアジョーダン5

流川楓ってどんなキャラ?

あらゆることに関して無関心・無頓着であり、趣味は寝ること。加えて非常に図太く、授業中に平然と寝ているほか、中学時代には決勝戦で寝坊をしたことも。加えて、すぐにぼーっとする癖があり、自転車で駐車中の車に突っ込んだこともあるほどです。

また、187cmの高身長と容姿端麗な見た目から女子生徒からの人気が高く、その人気は流川親衛隊が結成されるほど。主人公の桜木がホレている赤木晴子も片思いをしています。しかし当の本人にはまったく気にする素振りは見られません。

バスケットボールに関しては非常に負けず嫌いであり、なかでも陵南の仙道とはインターハイの神奈川予選で激しく点を獲り合ったことも。加えて、責任感が強く、海南戦で敗北した際には負けた原因をめぐって桜木と殴り合いに発展しました。また、向上心も高く、湘北が全国大会への出場を決めた後には「日本一の高校生」を目指し鬼気迫る様子で練習に打ち込む姿勢も見られます。

中学時代にキャプテンを務めていたこともあってか、先輩や目上の人には敬語を使うなど必要最低限の礼節は身に付けている模様。勉強が出来るようには見えませんが、監督の安西に「よろしくご指導ご鞭撻のほど…」と難しい言葉を用いながら頭を下げている様子も見られます。

流川楓の歩み

富ヶ丘中学から湘北高校へ進学

流川は中学時代から既に有名選手であり、晴子がいた四中との試合では51得点を挙げるなど、非常に得点力のあるプレイヤーでした。陵南の田岡がスカウトするほどの実力の持ち主ですが、進学先は県立の湘北高校。その理由は「近いから」というものでした。

ライバル・桜木との出会い

湘北高校に進学した流川。そこで終生のライバル・桜木と出会います。しかし、第一印象はお互いに最悪。怪我をしていたところを晴子に心配されるものの、邪険に扱ったことがきっかけで桜木と喧嘩に発展したのが最初の出会いでした。

以後、バスケ部のチームメイトとなってからも何かと2人はいがみ合い、張り合うようになります。それでも流川は桜木のバスケに対する姿勢は認めているようで、陵南との練習試合や翔陽戦、海南戦など、桜木を励ましたり鼓舞したりするような声かけも行っています。

予選から実力を発揮

中学時代の評価は本物であり、流川は予選1回戦の三浦台との試合で2連続ダンクを決めるなど実力を遺憾なく発揮。日を追うごとに注目度が高まっていき、名実ともに湘北のエースとなります。

ブロック最終戦の翔陽戦ではチームの初得点を決めてチームメイトの緊張をほぐしたり、試合を決定づけるダンクを決めたりなど要所で活躍を見せ、昨年県2位のチームを撃破する快挙の立役者となりました。

王者やライバルとの死闘

決勝リーグの緒戦の相手は、16年連続で神奈川県を制している王者・海南。しかし、流川の実力は王者相手であっても本物でした。前半、トラブルに見舞われた湘北。多くの人が湘北不利と考えるなか、流川は前半だけで25点を挙げる活躍を見せ、チームの窮地を救います。

しかし、すべてが完璧と思われた流川の弱点がここで露呈しました。それが体力不足です。前半で見せた爆発力は後半でも持続することはなく、チームは敗戦。流川自身もスタミナの無さを敗北の原因として捉えていました。

全国大会への切符を賭けた陵南戦では、スタミナ不足を考慮して前半のプレーをセーブ。勝負の後半からは陵南のエース・仙道と熾烈な点の獲り合いを繰り広げます。

日本一の高校生を目指す

陵南との試合を制し、全国大会の出場を決めた湘北と流川。「もっと上手くなりたい」その一心から流川はアメリカ行きを安西に打診します。しかし、安西は「仙道にはまだ及ばない」「全国にはまだまだ上手いプレイヤーがいる」という理由から反対し、流川に日本一の高校生になることを命じました。

日本一の高校生になるため、鬼気迫る姿勢で練習に取り組んだ流川。そうして挑んだ全国大会で待ち受けていたのは、名実ともに日本一の高校生として知られる山王工業のエース・沢北でした。

自身を完璧に抑え込み、かつ自分よりも明らかに得点能力に優れた選手に初めて出会った流川。それでも何とかしようと試行錯誤し、流川はこの試合だけで大きく成長することとなります。

全国大会後、全日本ジュニアの合宿に参加する流川。「もっと上手くなりたい」飽くなき向上心を持つ流川の旅は、まだ始まったばかりなのかも知れません。

流川楓のプレイスタイル

優れた得点能力

流川の魅力といえば、何と言っても優れた得点能力です。中からも外からも点が獲れてスリーポイントも打てるなど、オフェンス能力では非の打ち所がありません。得点ランキングでは、海南の神に次いで2位にランクインしています。

日本トップレベルのドライブ

流川の類稀なオフェンス力の軸になっているのが、鋭いドライブです。身体能力の高い海南の清田や陵南のエース・仙道、山王工業のエースである沢北などをブチ抜いており、そのドライブは山王工業の監督である堂本からも高く評価されています。

抜群のハンドリング

SFながら、ガード並みのハンドリングを持っているのも流川の魅力です。陵南のガードコンビである越野と植草をあっさりとかわしたり、山王工業の河田の股下を通したりと、ドリブルひとつ取っても一流の選手であることが分かります。

神奈川で1.2を争う跳躍力

インターハイ予選ではブロックをかわすために1回戻してからダンクを叩き込むプレイを見せるなど、ジャンプ力の高さも必見です。その跳躍は陵南の彦一から「桜木と並んで県内一」と評価されているほど。また、ジャンプシュートにもその跳躍力は活かされており、豊玉の監督・金平に「まるで全身がバネのようだ」と言わしめるほどでした。

高い精神力

相手がどんな強敵であっても自分のプレイを見失わず、窮地に立たされても決して諦めない。そんな高い精神力も流川が持つ武器のひとつと言えるでしょう。前半トラブルに見舞われた海南戦や、自身が負傷した豊玉戦など、ピンチの時にも実力が発揮できる強靭なハートを持っています。なかでも山王工業のエース・沢北に向かっていく姿勢は感動すら覚えた読者の方もいるのではないでしょうか。

飽くなき向上心の持ち主

クールで無愛想、感情の起伏がほとんど無いように見える流川。しかし、バスケットボールに対しては非常に熱い想いを持っています。果たして流川は日本一の高校生になれたのか、そして、アメリカに渡ったのか。動向が気になりますね。

本記事でスラムダンクに興味を持たれた方、ぜひスラムダンクを読んでみてください。また、既に読んだことがある方も、今一度読み返してみてはいかがでしょうか。